2014年6月17日火曜日

坐禅は涼しい!?


気持ちをすーーっと鎮めると涼しくなる!?
病気は気からというように、暑さも気から、なんでしょうか。
そんなことをフツフツと考えながら歩いていた時に、
こんな貼り紙が目に飛び込んできた。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓



おっ、坐禅!
もしかしたら、涼しく過ごせる「心」を鍛えることができるかも?
な〜んて単純な理由で(ごめんなさい!)参加を決意。
坐禅というと、早朝のイメージだが、週に1度は夜もあるとのこと。
夜は好都合だけど、19時から21時という2時間、、、
2時間も坐禅しっぱなしって、できるか?と不安になる。
が、問い合わせの☎をした時に「大丈夫ですよ。ぜひ一度どうぞ」と
やさしいやさしい声に安堵。ゆるゆるのモンベみたいなズボンを履いて、いざ。

場所は、JR中央線武蔵境駅の南。
うわさの図書館「武蔵野プレイス」の西隣にある観音院だ。
賑やかな駅前からものの2分。なのに、お墓地もある静寂な場所。
「通用門から入ってくださいね」という☎のやさしい声を思い出して、
大きな門ではなく通用門から入っていく。プチ修行気分〜〜。




さて、実は、ここから写真がありません。

なんてったって修行の身の上。撮影なんてとんでもないっ。あしからず。

荷物を着替え部屋に置いて、靴下を脱いで、手ぶらで「坐禅堂」へ。
坐禅堂は、半地下のようで、ありきたりな表現だけど、別世界!
すでに坐禅をはじめている人がいらして、シーンとしている。
初心者担当の方が、歩き方、手の置き方、敷居のまたぎ方など、
細やかな決まりを、小声でていねいに教えてくださる。
いよいよ、坐禅の台に上がる。上がり方、脚の組み方、視線、呼吸、、、、
ノートもペンも手元にないので、からだで覚えるしかない。

坐禅の台(正式名称がわからない〜)には、はんぺんのような座布団があり
その上に、小茄子のような丸い座布団(正式名称がわからない〜)がポン。




             小茄子に見えたのは、これ。



これにお尻をのっけて脚を組むので、
心配していた「しびれ」とはほぼ無縁で過ごせた。
小茄子、かわいい&賢い。


鐘が3つなって、坐禅がはじまる。ほどなくして、自分の腹から雷のような音が

ぐ〜〜〜。

恥ずかしいけど、しかたがない。これがからだの声なんだ。
気持ちを鎮めて、邪念を捨てて、無になる、、、
なんて、とんでもない。浮かぶのは、昼間に食べた親子丼や、やりかけの仕事や
あと何分だろう、もう30分過ぎたかな、ああビールが飲みたい、、、
そんなことばかり。
ただ、一瞬だけ、すーーーーっと無になったような気がした。

寝ちゃってました〜〜〜。

途中で一度立ち上げり歩く時間があり、2ラウンド目はお経を読む時間もあり
あっという間に2時間が過ぎた。
邪念だらけだったけど、あらあら不思議、からだがシャキッとしてる感じ。
こんなんでよかったのかなあと、思っているところに
「また機会があればどうぞ」とやさしいやさしいお声かけをいただき、
おまけにお土産に境内で採れたという杏をいただき、帰路。

お隣に建つ「武蔵野プレイス」の窓が、座布団に見えた。



今度は、朝の坐禅会に参加してみようかな。


 観音院/東京都武蔵野市境南町2-4-8  ※坐禅会は、毎朝5時〜と、毎週月曜日19時〜

(teamまめ 松井一恵)



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